1. ある日突然、部下が消えた…
「〇〇さんが退職代行を使って辞めました」
朝出社すると、人事からそんな一報が入りました。
私の部下である〇〇さんは、特に辞めるそぶりもなく、前日まで普通に仕事をしていました。
それなのに、突然の退職代行…
「え、昨日まで普通に話していたのに?」と驚きとショックが大きかったです。
2. 会社の対応と人事部とのやり取り
退職代行からの連絡を受けた人事部は、次のように対応しました。
- 会社側は退職の意思を確認するために、〇〇さんに連絡を試みる(→無視)
- 退職代行に対して、退職手続きの指示を送る
- 残っている業務を他の社員に振り分ける
特に困ったのは、「引き継ぎが一切なかったこと」 です。
〇〇さんは担当業務が多く、急に辞めたことでチームの負担が増加。
しかし、退職は労働者の権利なので、会社としては受け入れるしかありませんでした。
3. 辞めた本人に対してどう思ったか?
最初は 「無責任だな…」 と思いました。
ただ、一方で 「ここまで追い詰められていたのか?」 とも考えました。
- 「もしかして会社が辞めにくい環境だった?」
- 「本人は何か悩んでいたのでは?」
最初は腹が立ったものの、時間が経つにつれて
「〇〇さんにとって、これが最善の選択だったのかもしれない」と思うようになりました。
4. 退職代行を使う前に話し合う選択肢はあったのか?
もし事前に話してくれていたら、「円満退職」の方法もあったかもしれません。
例えば、
- 退職を申し出る際に、人事や信頼できる上司に相談
- 業務の引き継ぎを少しずつ進める
- 精神的にきつい場合、産業医や社外の相談窓口を活用する
ただし、会社が話し合いに応じてくれない場合は、退職代行を使うのも正解です。
5. まとめ
退職代行を使われた側として、最初は驚きとショックがありました。
しかし、考えてみると 「辞めにくい環境を作っていた会社側にも問題があったのでは?」 という思いもあります。
退職代行を使うのが「悪いこと」とは言いません。
ただ、可能なら話し合いで円満に退職する道もあることを知っておいてほしい と思いました。
👉 「退職代行を使う前に、本当にこれしか方法がないのか?」 ぜひ考えてみてください。

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